January 23, 2006
ひさびさの投稿です。
ずいぶんひさびさの投稿ですが、ちょっとうれしいことがあったのでご報告を!
とのが我が家にきてから3年がすぎました。
ペットショップでの軟禁生活中、水浴びは水入れ(餌いれと同じサイズ、中型インコのとのにとっては小さすぎる大きさです)でするものと思っていたようで、くいのように洗面所でシャワーなんてもってのほか、シャワーから水がでてくるとあわてて飛んでにげたり、必死に私の腕に登ってこようとします。霧吹きで水をかけようとすると、霧吹きにびっくりして水浴びどころではありませんでした。でもえさを水にひたして食べるくせのある子なので、このまま水入れでの水浴び(いつも私が仕事中にこっそりすませているようです)をさせるわけにもいかず、強制的に洗面所につれていき、こわくてほそーくなっているとのが逃げ出さないように、しっかりおさえてシャワーで水をかけていました。
でもとのはこれを水浴びとは考えてくれず、羽がびしょびしょになっているのにもかかわらず、強制的水浴び(汗)のあとは、羽繕いなどいっさいしないとの。自然乾燥です(笑)
ずーっとこのまま楽しくない水浴びをさせていかにゃーならんのかしら、不憫だわ~とずっと思っておりました。
ところがです!
昨日の夜も、いつものように強制的に水浴び!と思って洗面台にとのをつれていき水をかけると、にげずにシャワーの下にいるではありませんか!にげないのをいいことにわしゃわしゃ水をかけて、今度はかごに連れて行くとなんとなんと!羽繕いしてるんです、とのが!
おかあさん、うれしい!って感じでした(笑)
でも長かったよ~、とのちゃん。3年もかかちゃったじゃないの(笑)
こんなのんびりなとのですが、いろんな意味でちゃんと成長してくれて、飼い主としてはとってもうれしいです。
投稿者 erikabu : 12:44 PM | コメント (1) | トラックバック
November 07, 2005
鳥さんの健康チェック(2) 保温
今日は鳥さんの保温についてお話します。以前「そろそろ冬支度」でも少し触れていますので、あわせてご覧ください。今回は特にペットヒーターの選び方、使い方についてお話ししたいと思います。
インコ本来の原産地のことや、ブリーディングされた環境についても考慮する必要があるかもしれませんが、インコをおうちで飼うときの最適温度は27℃、最適な湿度は70%ほどといわれています。
夏場はこの状態を維持するのは容易だと思いますが、冬場はそうもいきませんよね。
そこで活躍するのが、各種ペット用のヒーターです。
昔からよく使われているのがひよこ電球(ペットヒーター)です。
金額も安いし、手に入れやすいのが人気の秘密でしょうか(笑)
我が家でも使っていますが、使い方をあやまると非常に危険なものになる可能性があります。
1.電球の破裂によるガラス片でのけが
2.コードをかじったことによるショートでの感電や、最悪火事になってしまうことも
このようなことが起こらないように、使用の際は十分な注意が必要です。
予防策としては
・年に一度は電球の交換を
・燃えやすいものは電球のそばに置かない
・水いれなどのそばにはおかない(水をとばしてしまうような子の場合は設置場所を十分に考慮してください)
・コードをかじられない工夫を
また、ひよこ電球を使う場合はサーモスタットもあわせて使ってください。ひよこ電球だけでは温度調節ができないからです。サーモスタットを使えば、設定した温度を超えると通電をやめ、下回るとまた通電されるため、温度が一定に保たれます。ただ、サーモスタットによって精度に差がありますのでその点は注意してください。温度計の設置は忘れずに(夏冬問わず)。
ここまで読むと、ひよこ電球って良くないんじゃ・・・と思われる方もいるかもしれませんが、使い方さえ気をつければコストの面でも保温能力についてもとても優れているものです。電気代もそれほどかかりません。私個人的には、おすすめ保温グッズです。選択肢の一つに加えてみてください。
さて、またもやながーくなってしまいましたね(笑)その他のすぐれものペットヒーターについては健康チェック(3)でお話することにしましょう。
ランキングサイトに登録しています。
記事が気に入っていただけたらクリックお願いします→
投稿者 erikabu : 07:28 PM | コメント (2) | トラックバック
November 03, 2005
鳥さんの健康チェック(1) 体重測定
uchakoさんから高齢鳥さんの保温についてコメントをいただいたので、日々の健康チェックとあわせて保温のことについて少し書いてみたいと思います。
鳥さんの健康チェック。皆さんはどんなことをしていますか?
愛情をもって日々の観察をしていれば、なんとなく体調の変化などわかるものだと思います。鳴き声のはり具合とか、毛づやとか、糞の状態、遊ぶときの態度etc.・・・
このような観察も非常に大事ですが、これに加えて日々の体重測定をぜひ加えてみてください。体重測定は鳥さんの年齢にかかわらず行われることをおすすめします。
体重測定をすることで、鳥さんのベスト体重を知ることができます。
人間と同じで、食事をとることで1日の間でも体重にはかなりの変化があるものですが、1~2週間ほど続けていると、鳥さんの生活リズムも見えてきます。
ただこんなまめなことをずーっと続けてると疲れてしまうので、最初の1~2週間のこまめなチェックで鳥さんのベスト体重をしることができたら、その後はゆっくりペースでかまいません。1週間に1度を目安にして、日々の観察の中でいつもと違う点を見つけたときにはその都度測定していくと、鳥さんの体調変化がより具体的にわかってくると思います。
もし病院にいかなければならなくたっとしても、このように変化の記録があると先生にとっても診察のよい材料となりますので、いざというときのためにも鳥さんのためにちょっと頑張ってみてくださいね。
ちょっと長くなったので、保温については健康チェック(2)で!
ランキングサイトに登録しています。
記事が気に入っていただけたらクリックお願いします→
投稿者 erikabu : 02:30 PM | コメント (1) | トラックバック
October 18, 2005
ひな(幼鳥)のお世話
秋の繁殖時期のせいか、これから小鳥を飼う方が意外と多くなる季節のように感じています。かくいう私も、この時期ペットショップに連絡してブルーボタンインコのくいちゃんをお迎えしています。
でも、これから冬がやってくるこの季節。新米飼い主さんたちはいろいろ心配があることと思います。そこで今日は育雛について、少しお話ししたいと思います。
ランキングに参加しています。
この記事がおもしろいなと思っていただけたらクリックお願いします。
ひなの餌について
最近は育雛用のパウダーフードや小鳥用のペレットの地位がぐんとあがりましたので、ペットショップでも実際に使っているところが増えていると感じています。差し餌が必要な雛をお迎えするときは、ペットショップやブリーダーさんが、どのような餌をあげているのかまず確認してください。ムキアワなどをあたえられていたようでしたら、ムキアワにパウダーフードを混ぜて与えてください。
成長になってからの餌はペレットにしたいと考えているのなら、徐々にパウダーフードの量を増やしていってください。パウダーフードで育った子は比較的ペレットを抵抗なく受け入れてくれます。
差餌は雛がほしいだけあげてください。餌はあげる都度つくるようにして、あまったものは捨ててください。
保温について
小鳥の雛に保温は絶対に必要なものです。
でもただ暖かければいいというものでもありません。育雛の際の適温である27~35℃を常に保つようにしてほしいのです。さらにある程度の湿度も必要です。おうちが乾燥しすぎているようなら、加湿器が必要な場合があるかもしれません。くいをお迎えするときに用意したグッズについて「ブルーボタンインコを迎える前にしたこと」にも記事を書いていますので、参考にご覧ください。
お世話をする時間
差餌が必要な雛を育てる場合、一日になんども、雛が空腹を感じたときに餌をあたえなければなりません。おつとめなどで、そのような時間がとれない場合は雛から飼うことをおすすめしません。ただ、ペットショップなどで、ある程度差餌が終わるころまで預かってくれる場合などもありますので(私は実際くいをお迎えの日まで1ヶ月ほど預かってもらいました)ペットショップなどで相談してみてください。差餌が一日に1~2回くらいになった子でも、愛情をもってせっすればきっとなついてくれます。
小鳥をみてくれるお医者さん
差餌も終わってケージデビューをはたしたら、健康診断をうけることをおすすめします。小鳥をみてくれるお医者さんは、残念ながらそれほど多くはいないようです。小鳥を飼おうと思ったそのときに、事前に調べておくことも大切ですね。
さて、病院に行こう!というそのときですが、車をお持ちの方なら普段のケージごと病院に行くことができると思います。ただ、私のように免許をもってない方もいらっしゃると思います。また万が一の災害のことなども考えて、車をお持ちの方もぜひ、外出用の小さなケージを準備されるとよいと思います。ちょっとくいにモデルになってもらって、外出用ケージの写真をのっけてみました。
勉強
一番大事なのは、小鳥を飼うための勉強だと思います。ネット上には育雛のための情報を提供されているすばらしいホームページがたくさんありますし、小鳥を飼うためのハウツー本もたくさん出版されています。お迎えした鳥との楽しく幸せな生活をむかえるためにも、ぜひお勉強してくださるよう、最後に私からのお願いです。
投稿者 erikabu : 11:59 AM | コメント (0) | トラックバック
October 12, 2005
そろそろ冬支度
さて、ここ北海道は札幌ですが例年より暖かいとはいえ、やはり朝夕の寒暖の差は大きくなり、鳥かごの前においてある最高最低気温を記録してくれる温度計も、先日ついに25℃という数字を記録しました。これは油断しているとあっという間に寒くなるに違いない!
ということで、そろそろあたらしいひよこ電球の準備をはじめました。
この記事がおもしろいなと思っていただけたらクリックお願いします。

我が家で使うひよこ電球は40Wサイズの一番ちいさいもの。これにサーモスタットを取り付けて温度調節をしています。サーモスタットの温度は23℃に設定してあります。
我が家はマンションの2階で、水道がこおるほどの冷え込みはないため、鳥達のケージをビニールシートで覆って、このひよこ電球を使うだけで冬の防寒対策としています。これで冬場でもケージの中は20℃を下回りません。冬場の温度は22℃~25℃くらいをたもつよう心がけています。
冬場は日々の観察は夏場よりもなお気をつけなければなりませんね。
少しでも風邪の気配があるようなら、ペットヒーターの温度をあげたり、乾燥をふせぐために濡れタオルや水差しをかごの周辺にならべたりと、なかなかいそがしくなります。
もちろん、冬を迎える前には必ず小鳥の病院に健康診断に連れて行きます。
皆さんも愛鳥さんのためにいろいろ工夫をされていると思います。
よろしければ、コメントやトラックバックなどで防寒対策などおしえていただけるとうれしいです。